京の冬の旅~非公開文化財の特別公開 「東本願寺の宮御殿&桜下亭』
期待していた以上に見応えのある内容だった。宮御殿(重文)は明治34(1901)年の「御真影遷座三百年記念法会」に合わせて大宮御所から移築された御殿。内部には宮中の四季行事が描かれた大和絵の襖絵が美しい。南側の庭園も見事。桜下亭(おうかてい)は撮影不可だったが円山応挙の水墨襖絵が三室に飾られ楽しめる。
Updated Date : 2025-02-13 11:24:57
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宮御殿の座敷から見る額縁風の庭園(中央部)
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御影堂を借景にした池泉式庭園
御影堂を山に見立て防火用の石垣に盛土して傾斜をつけて築山に見せている(水は琵琶湖疏水の本願寺水道を利用)。
13年前の御影堂の工事中に見学した折の景色に比べると格段の美しさである。
公開期間 2025年3月18日まで。
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撰虫図(むしえらびず)
秋の年中行事。京都嵯峨野の風景が描かれ、籠には虫も描かれている。
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子日遊図(ねのひあそびず)
若菜摘みと並ぶ、初春の年中行事。
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大鷹狩図(おおたかがりず)
鷹を使って雉や鶴を狩る冬の年中行事。
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菊門 (烏丸通りに面した門の内側から)
伏見城の遺構で烏丸通りから見た門扉に菊の紋章があることから、菊門と呼ばれている。かっての勅使門の内観。
「注」門は特別公開の対象ではないが、たまたま渡り廊下から目にとまったので、ご参考までに・・。
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東本願寺
34.99193682315254
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